病院の言いなりになると…

20代 男性 会社員
事故態様:自動車vs自動車(追突)
受傷部位:頚部・腰部


追突事故としては、軽度~中程度の規模。
3か月で打ち切りとなって、提示を受けての来所。
聞けば、医者の言うままに、ほぼ毎日通院をしていた様子。
事故の規模からすると、もう少し、通院期間保険会社認めてもいいところ。
おそらく、通院回数が多くて、病院代等などでで、自賠責の範囲をオーバーしたことから、保険会社の一括対応終了が早まったのではないかと考えます。
本人としては、医者がそういうから言われたとおりにしただけなのでしょうが、毎日リハビリに通う必要性は、通常、ありません。週に数回というのが通常でしょう。
治療の打ち切り後は、まったく、通院していない状況での相談でしたので、打ち切り日を基準とした示談をせざるを得ませんでした。
保険会社からの提示から20万円弱のUPを得ることはできましたが、医者の言われたとおりにしていなかったら、そう少し賠償額が上がっていたはずの案件だと思います。
病院は、自由診療で健康保険の倍の治療費が払われますから、示談額よりはるかに多い医療費となっています。
事故直後の弁護士相談大切です。

学生の弁護士費用保険特約

10代 学生
事故態様:自転車vs車 交差点での衝突。


手首を捻挫する怪我を負うも、相手の車に傷をつけることになり、下宿生の10代学生さん、どうして分からず、先輩に連れられて相談に来訪。
親の自動車保険の弁護士特約、下宿先の火災保険に個人賠償特約があることの確認をアドバイスしたところ、両方ともあり、当職に全面委任。
自転車通行の道路の構造が道路と分かりにくく、道路と言えるのか、路外と評価するべきなのか微妙な事例であったが、道路ということで交渉がまとまる。
相手への賠償金の心配も消えて、逆に、学生にしては、ちょっとした大金の賠償金が入り、大変感謝されました。
むしろ、保険をかけてくれていた親に感謝するべし。

肋骨骨折、14級9号

70代女性
事故態様:普通自動二輪車対車
受傷部位:肋骨多発骨折、肋軟骨損傷
獲得等級:14級9号

事故直後に被害者の方からご相談がありました。事故態様からすれば、被害者の方にも過失が認められる事案であったことから、人身傷害保険による治療費対応の方が良いと思い、その旨を被害者の方に伝え、人身傷害保険による治療費対応となりました。
治療を継続しても、肋骨骨折の部位の痛みが取れないことから、後遺障害申請(自賠責の被害者請求)をしたところ、14級9号が認定されました。
その後、人身傷害保険は過失部分に充当されることを前提に、相手方保険会社と交渉したところ、適正な金額での示談が成立しました。