30代の男性
事故態様:バイクを運転中、左折してきた自動車と衝突
受傷部位:腱板損傷
獲得等級:12級6号

受任に至る経緯

 右肩が痛くて上がらない症状を訴えられましたが、最初の後遺障害申請では残念ながら、非該当とされてしまいました。相談に来られ、お話をうかがったところ、腱板損傷の疑いが強いと思われました。最初に診断を行った医師が、腱板の一部しか見ていなかったことも判明しました。

受任後の対応

 そこでわれわれが受任し、画像検査を実施したところ、腱板損傷が実際に発見され、異議申立の結果、後遺障害等級12級6号と認定されました。

 この被害者の方は、事故当時30代と比較的若かったため、非該当と12級6号とでは、示談額の差は少なく見積もって500万円以上になります。

 この方は右肩の不具合のために転職を余儀なくされ、相当苦労されています。腱板の状態を精査し、画像検査も丁寧に行ったことで、その損失をいくらかでもカヴァーしうる賠償交渉につながったのです。