50代男性

追突事故にあい怪我をするも相手から点数がないと懇願されて物損処理した案件です。 保険会社から治療費の支払いを継続されるも、自賠責以外は払わないと言われました。 示談交渉の段階になって、相手方保険会社の契約者が人身事故扱いとすることに同意しないことを理由に示談金の提示もなされない状態が続いたため、保険会社に直接請求し、示談あっ旋の制度を利用して最終的には人身事故扱いで解決しました。

物損事故と人身事故の違い

交通事故は、「物損事故」か「人身事故」かに分けられ、交通事故証明書の右下部に「物件事故」「人身事故」と書かれているもので判断します。
「物件事故」(=「物損事故」)は人の死傷がなく、物(自動車・バイク・自転車など)のみに発生した事故のことです。
「人身事故」は人の身体に損害が発生した事故のことです。

物損事故から人身事故に変更してもらえないの?

物損から人身に切り替えることはもちろん可能です。
事故直後はパニックになっているため、体の痛みにさえ気が付かないことがしばしばあり、事故から何日も経ってから数日後に体の不調を訴えることもあります。
そのときは、迷わず病院に行っていただき、医師に診断書を書いてもらいましょう。
その診断書を持って、警察に行き、物損事故から人身事故に切り替えてもらえたい旨を伝えて下さい。